【買取”豆”知識】真珠の種類って?

日本人に馴染みがある真珠は「アコヤ真珠」です。1893年に御木本幸吉が英虞湾で半円真珠の養殖に成功しましたが、真円真珠は1907年に西川藤吉・見瀬辰平によって発明されました。真珠層を持つほとんどの貝であれば真珠を産することができます。以下に代表的な真珠を紹介します。

○天然真珠
天然の真珠貝かの中から偶然見つかる真珠。非常に希少で数少ない。現在ではバーレーン諸島沖が有名です。

○南洋真珠
シロチョウガイ(白蝶貝)から産する真珠。主にオーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマーなどで養殖されている。

○黒蝶真珠
クロチョウガイ(黒蝶貝)から産する真珠。主にタヒチで養殖されている。

○マベ真珠
マベガイ(マベ貝)から産する真珠。主に香港、台湾、インドネシア、奄美大島で養殖されている。半円の核を貝殻の内側に貼り付け半円形の真珠を作っています。

○淡水真珠
イケチョウガイなど淡水生の貝から産する真珠。主に中国、日本などで養殖されている。核を入れないため、ライス型やドロップ型といったさまざまな形状の真珠が多いが、最近では核を挿入して10mmを超える大珠も産出されています。

○コンクパール
西インド諸島のカリブ海に生息する巻貝であるピンク貝から産する真珠。ピンク色をしており白く光った細かい模様(火焔模様)が見られるのが特徴です。

○メロパール
南シナ海沿岸に生息するハルカゼヤシガイから産する真珠。オレンジ系の色調が特徴です。

 

アコヤ真珠

アコヤガイ

黒蝶真珠

クロチョウガイ

コンクパール

ピンクガイ

メロパール

メロガイ

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