1881年に服部金太郎が創設した日本時計メーカーです。
1890年、当時は「精工舎」というメーカー名で懐中時計などの開発、製造を行っていました。
現在のメーカー名「SEIKO」の名を使い始めたのは1920年のことです。
1950年に発表した自動巻の腕時計「オートマチック」「マーベル」「ジャイロマーベル」「クラウン」は、日本で製造された初めての自動巻腕時計としてセイコーの名を国内外に広めました。
また、クォーツ腕時計の歴史を切り開いたパイオニアであり、日本の技術の結晶ともいわれるセイコーは、1969年世界初のクォーツ腕時計、“セイコー クオーツアストロン 35SQ”を製造しその技術力の高さは世界から認められ注目される日本時計メーカーとなりました。
1970年代にはセイコーが特許を公開したことで各メーカーがクォーツ時計の製造に参入し、市場を席巻してクォーツショックと呼ばれる現象が起きこの時期はクォーツ時計の低価格化が進んだ一方、スイスをはじめとする欧米の時計メーカーは機械式の腕時計が売れなくなったことで大打撃を受け、特にアメリカ合衆国の時計産業はほぼ全滅状態に陥ったといわれています。
1980年代までに、クォーツ時計の技術はキッチンタイマーや目覚まし時計、銀行の金庫の時限錠にまで応用されていきました。
日本を代表するセイコー時計は、ジャパンメイドの品質が高く評価され国内外から多くの人々に支持を得、愛され続けています。
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