【買取”豆”知識】デマントイド・ガーネットって?

ガーネットの種類はガーネット・グループといわれるほど種類があります。

結晶構造が同じで、化学成分が違うことにより様々な色合いが存在します。大きくは赤系と緑系に分かれます。緑系の中でも「デマントイド・ガーネット」は美しい鮮やかな緑色で人気があります。

「デマントイド・ガーネット」は1855年にロシア中央部のウラル山脈にあるふたつの砂鉱床で発見され、当初はエメラルドと思われたため、専門家が詳しく検査するまでは「ウラル・エメラルド」とまで呼ばれました。ウラル産デマントイド・ガーネットに見られるインクルージョンは、馬の尻尾のように見える事から“ホーステール・インクルージョン”と呼ばれます。

馬を愛するヨーロッパの貴族階級の間で“幸運の象徴”として古くから大変珍重されています。このユニークな内包物は世界中でもロシア産デマントイドガーネットにしか含まれていないのです。

デマントイド・ガーネット

 

ホーステール・インクルージョン

ホーステール・インクルージョン

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